足を酢につけるなど民間療法は水虫に効果があるの?

ここではネット上や様々な健康雑誌で取り上げられている民間療法について考えてみたいと思います。

まずは民間療法に対する専門家の見解からお話したいと思います。

民間療法は様々な土地や地域に古くから伝わる治療法のことです。 今のように病院がほとんど無く、医師の診断を受けることが難しい時代に色々な薬草や食べ物の力を利用して自然治癒力を高めて病気を治すことから薬を使わずにこれらの治療法を民間療法と呼ばれています。

現在の専門家の研究結果から分かったことは本当に民間療法が水虫に有効なのかどうかということです。

例えば、よくネット上で紹介されている方法に酢を足に漬ける方法があります。 酢には抗菌作用、抗酸化作用があります。また最近は木酢液、竹酢液にも抗真菌作用が若干認められています。

同じようにヨードチンキには殺菌作用、生味噌には組織の再生作用、生姜には殺菌、消臭効果、ニンニクには強い抗菌作用、ヒバ油にも抗菌作用が確認されています。

こうした抗菌、殺菌、抗酸化、消臭の効果は実際に食べ物が腐らないようにすることや防虫などには使用できるかもしれません。

しかし水虫の原因菌である白癬菌に対して直接の殺菌、抗菌作用はほとんど無いことが分かってきたのです。

一部には白癬菌に対して静菌作用を認められたものの、現在販売されている市販の塗り薬と比べても効果はわずか1万分の1程度しかありません。

また木酢液や竹酢液には発がん性物質もごく微量含まれていることが分かっています。

こうした研究結果から民間療法で水虫を完治させることは困難であり、逆に症状を悪化させてしまう可能性があることが分かったのです。

もし民間療法にて症状が軽くなったとしてもそれは一時的なもので再発するか患部に接触皮膚炎やかぶれを併発して症状が悪化することがあります。

専門家のほとんどは水虫の民間療法は「百害あって一利なし」の治療法と見ています。 あなたは酢を1万回足に塗りますか?それとも薬を3ヵ月間塗り続けますか?

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