素人判断に注意!水虫薬で肌がかぶれることもある

足に何らかの症状が出てきた時、あなたならどうしますか?
1、とりあえずそのままにしておく。
2、症状が重くなりかゆみが我慢できなくなったので家にある軟膏を塗る。
3、水疱を壊し続けて治まるまで我慢する。
4、爪の色が変わったので「ペディキュア」でカモフラージュ。
5、爪を削れるとこまで削って目立たなくする。
6、とにかく水虫だと思って市販薬を買ってきて塗ってみる。

あなたはこんなことを経験したことはありませんか? 水虫の治療で最も危険なのは素人判断です。たぶん大丈夫とか恐らくこうしていればいつか治るだろう、水虫にはこれが効くと聞いたのでとにかくアロエでも塗っておこうかといったことです。

ほとんどの人はかゆみやジュクジュクした症状をなんとかしようとして慌てて市販薬を買うのでしょう。

しかし、これは非常に危険なことなのです。何故なら丘疹(炎症性のできもの)や水疱、かゆみなどの症状が出るものは水虫に限ったことではないからです。

実際に水虫だと思い病院に行った方のうち10人に3~4人は水虫ではないのです。

では何かというと最も多いのは「かぶれ」です。その中でも水虫薬にかぶれて症状が悪化したケースが多数見られます。

これは、実際は水虫ではないのに症状や人づてに聞いたことのある断片的な情報から自分で水虫だと「素人判断」した結果おこることなのです。

水虫の薬はカビ(白癬菌)という非常に厄介な菌の増殖を抑えるために開発されました。そのため薬には非常に強い力があり水虫ではない皮膚に塗ることでかぶれが起こることは避けられません。

最近の水虫薬は改良が進みかぶれにくいものも出てきていますが、それでも100人に1人か2人の割合でかぶれることがあります。

その一方で本当に水虫なのに水虫薬にかぶれたという人もいます。 これは不幸なことに真面目に水虫を治そうと薬を塗り続けたところ症状が悪化し、塗り方や量が足りないのではないかと塗る量をどんどんと増やしていった結果かぶれてしまうことが上げられます。

薬にかぶれた結果、悪臭とさらなるかゆみ、痛みが起こり病院に駆け込む人が後を絶ちません。 こうしたことが起こるのには根本的に薬に対する考え方が誤っていることが考えられます。

あなたは昔、怪我をした時などは消毒液を塗って傷口がしみるといった経験を一度はされたことがあると思います。その「しみる」といった状態の後にかさぶたになり傷が治る。

つまり「しみる」ことは治っていくためには必要だと、薬が効く時はしみるものだと勘違いしてしまっているのです。

薬が効いている時は確かにしみる、痛みが強くなるといったことが起こります。

しかしアルカリ性や酸性が強い薬は白癬菌を殺す前に自分の皮膚を傷めてしまうのです。

その結果かぶれてしまうのです。 かぶれの原因が水虫を治すために塗っている薬にあるなんて想像できないと思いますが、かぶれはアレルギー反?の一種です。

アレルギー反?は体がある一定のものを拒絶することから起こる症状を言います。

つまり2~3ヵ月塗り続けた結果、いきなり猛烈なかゆみなどの症状が出ることがあるのです。

しかしこうした説明を受けても信じられない人が多くいるのも事実です。また同じ薬を塗って治る人がいるのになぜ自分は治らないのかと疑問に思うかもしれません。

これは人それぞれ体質が異なるため万人に合う薬が水虫薬に限らず作ることは不可能なためです 上記に述べてきたように水虫の素人判断による結果、いったんは軽くなった症状を悪化させる危険があることを理解しておきましょう。



水虫に感染した時に絶対してはいけない9つのこと

水虫に感染した時、治療の時に絶対に避けなければいけないことがいくつかありますので覚えておきましょう。

ここまで読んでいただいた方は内容から十分に治療にあたりしてはいけないことが理解できているかと思いますが、ここまでのポイントをもう一度まとめておきます。

○足の症状を見て自分で水虫だと勝手に判断する。
○どの薬を選んでも同じだと判断して薬を選ぶ。
○皮膚科以外へ行き診断を受ける。
○水虫を隠すためにマニキュアやペディキュアを使用する。
○水疱を手や爪で掻きつぶす。
○毎日、同じ靴を履く。
○足を洗わない日がある。
○症状が消えたからといって治療を止める。
○民間療法のみ信じて実施する。

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