水虫を治療するのに最適な季節は?

水虫の治療を始めるにあたって皆さんはいつから始めるのが最適だと考えていますか?

ほとんどの方は症状が出る5月~6月もしくは症状がひどい夏の真ん中あたりにかゆみや症状を取り除くことを目的に治療を開始し、症状が治まる秋から冬にかけて治療を止めてしまいます。

実は水虫を効果的にかつ短期間で完治させるには冬に治療を始めることが最も良いとされています。 ただ夏のかゆみを我慢して冬まで待つということではありません。

月別水虫患者数の割合
ここで月別の水虫患者の皮膚科来院数を見てみましょう。

これを見る限り水虫が原因で皮膚科を受診する方は圧倒的に6、7、9月が多いですよね。

でも夏が終わる9月頃から急に数が減り始めます。水虫の原因菌である白癬菌が活動しやすい高温多湿になる時期は皮膚科を受診し治療しようとするひとは増えるのです。

逆に乾燥して寒くなる冬に白癬菌は活動が衰えるため皮膚科を受診する人も減るのです。 白癬菌は培地に入れて冷蔵庫で長期間保存していたものでも増殖に必要な環境を整えてあげればすぐに増殖を開始します。

冬は白癬菌が冬眠していると思っていただければ分かりやすいと思います。

実際に白癬菌はかなり寒くても死ぬことはないのです。 冬の間は皮膚の角質層に潜り込み生き残り続けていて増殖できる環境が整う機会をじっと待っているのです。

この白癬菌の特性を知っていればいかに冬からの治療が効果的か理解していただけると思います。

夏に薬を塗り症状を抑え冬になり症状が消えてからが本格的な治療の始まりなのです。

これが冬からの治療が最適な一番の理由なのです。症状の治まるこの季節を逃さず夏は過ぎたと安心しないで冬からの効果的な治療を心がけて完治させましょう。


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