医者でも誤診することも!良い医者と悪い医者を見分ける方法

あなたが水虫と思われる症状が出て医者にいったとします。

しかし、ここで水虫であるかどうかを医者でも見分けることは難しいということを理解しましょう。

医者に診てもらっても誤診が多いと聞いて驚かれる方もいらっしゃると思います。 具体的な理由を以下に説明していきます。

まず、あなたは水虫と思われる症状を発見し病院に行くとします。 さて、どんな病院に行きますか? かかりつけの診療所、近所の大きめでいくつかの診療科に分かれている病院、大きな総合病院、専門の診療科が勢ぞろい大学病院、皮膚科専門の病院。

思いつくだけでこれだけあります。 町の診療所や医院では受付の横なんかに「水虫薬あります」といったポスターが貼ってある病院があります。

そして水虫と思って来たのですがと、受診すると診てくれた先生が「うちには水虫薬がありますので出しておきますね」と患部を見ずにすぐに薬を出してくれます。ここで幹部を見ずに診断していることが問題なのです。

こうした病院に行く方は、最近は少なくなってきていると思いますが、全国的な調査では皮膚科に通っているが一向に水虫が良くならないという方が大勢います。

そのほとんどの方がきちんとした水虫の検査を受けていないのです。 こんな例があります。ある72歳の女性が左足の第1だいいっ趾しの爪が厚く褐色に変色し羊の角のように曲がっているのを治そうと病院に行ったところ爪水虫と判断されました。

治療のため飲み薬を処方され約2年間飲み続けたのですが一向に治らなかったので病院を変え診察を受け顕微鏡で検査したところ水虫の原因菌の白癬菌は見当たらず爪甲鉤彎症そうこうこうわんしょうと診断され、水虫ではないことが分かったのです。

さらに2年間飲み続けた水虫薬(抗真菌剤)の影響で症状が改善されないどころか肝機能障害まで引き起こしてしまったのです。

最近、爪白癬(爪水虫)がマスコミや雑誌に取り上げられる機会が多くなっていますが受診する方が増えればこのような誤診が増える可能性があるのです。

誤診誤療は患者にとって無益であるだけでなく、肉体的、精神的、経済的に大きな負担がかかります。しかし最近では皮膚科でも水虫の診断の際に顕微鏡検査を行わない先生もいることに注意しましょう。

実際に水虫の可能性を考えて皮膚科に行ったのに顕微鏡検査をしてもらえなかったという人も皮膚科に行った人の約半数いるとの報告もあります

つまり顕微鏡で検査を行わない限り水虫と診断することは不可能に近いのです。これは水虫(真菌)を専門で研究を行っている先生であったとしても目で見て鑑別することが難しいからなのです。

ましてや皮膚科専門医でない医師や1~2年目の若い皮膚科医にとっては見ただけで鑑別することは至難の業といえます。 しかしこうした医師でも顕微鏡検査で菌を見つけることが出来れば水虫は確実に診断することが可能です。

これで医者にかかっても誤診があることが理解できたと思います。 こうしたことを覚えておくだけでも病院や医師選びの役に立つと思います



水虫の治療に詳しい皮膚科医を見つけるのが水虫完治の近道

治療には医師選びが非常に重要になってきます。 水虫を治すにはまず水虫の治療に詳しい皮膚科医を探し受診することが大きなポイントになります。

実は皮膚科医には水虫の治療に熱心な医師もいればアトピーの研究や治療を専門としている医師もいます。

水虫の専門ではないからダメだというわけではないのですが、やはり 受診するのであれば皮膚科の中でも水虫を専門としている医師を選ぶことが完治への近道になります。

例えば急性期の水虫の症状は湿疹やかぶれと似ています。 この症状を見ただけでステロイド剤を処方する医師がいます。

ステロイド剤は炎症を抑える作用の強い薬ですので一度は症状や炎症がおさまります。 症状がひどい場合はステロイド剤でいったん症状を抑えてから抗真菌剤で治療を開始することがあります。

しかし4~5日以上塗り続けると皮膚の免疫力が低下し白癬菌が増殖を再開し前よりも症状が悪くなることがあるのです。

もしも湿疹やかぶれと診断されステロイド剤だけを処方され続ける場合は治らないどころか悪化することがあります。

信頼できる医師を選ぶことが皮膚科医であったとしても治療には非常に大切なのです。


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