水虫薬の正しい塗り方【液剤・クリーム剤・軟膏剤・スプレー剤・パウダー剤】

水虫の治療には外用薬(塗り薬)と内服薬(飲み薬)のどちらかで治療していくのですが、ここでは塗り薬の塗り方について効果的な方法をお伝えしたいと思います。

薬を塗る前に行う大切なことが一つあります!

それは足をきれいに洗うことです。 足を洗うことで足の裏に付着している汚れや油が落ち皮膚が柔らかくなり薬が浸透しやすくなります。

洗い方は
① お風呂でぬるいお湯を足全体にかけます。
② 刺激の弱い石鹸をよく泡立てます。
③ 指の間は丁寧にやさしく洗ってあげましょう。
④ 足の裏も同じようにやさしく全体を洗いましょう。
⑤ お風呂から上がったら清潔なタオルで水分を完全にふき取ります。
⑥ 水分を拭き取って皮膚が乾燥したら薬を塗る準備の完了です。


洗う時の注意点はごしごし洗わないこと。
かかとを軽石などでこすらないこと
刺激の強い石鹸やボディソープは使用しないこと

足を洗うのは寝る前の入浴時と朝起きてからの2回で十分です。

薬の塗り方は薬のタイプによって扱い方や注意する点が違いますので1つずつ説明していきます。


液剤を使う場合

液剤はアルコールが基剤になっているものが多いので患部の症状が悪化している場合は使用しないこと。

乾きやすいからといって容器から直接皮膚に多めに塗ってはいけません。

薬が流れてしまうだけで浸透しません。

塗る時のポイントは薬を手の指で広く伸ばして塗り自然に乾くのをゆっくりと待つことです。

ノズルタイプは直接患部に塗ることができますが塗りすぎないようにしましょう。 ノズルが無いタイプは綿棒やコットンに含ませて点を描くように少量ずつ塗ります。


クリーム剤を使う場合

クリーム剤を塗る時のポイントは患部を中心に薄く広く伸ばしてぬります。

塗る順番は例えば水疱がある場合、水疱の周りだけでなく足の裏全体に薄く広く伸ばして塗りましょう。

患部周辺より少し広めに塗ってくださいと言われる医師もいますが足の裏全体に塗ることで他の部位への広がりを防止しながら治療することができます。

薬の量はごく少量を塗ってください。 目安は塗り伸ばしてから歩いた時に畳や床にクリームが付着するようでしたら塗り過ぎです。

クリーム剤の特徴はごく少量でも角質層に吸収され例え手や足を洗っても1日~2日は効力が続きます。


軟膏剤の使う場合

軟膏剤はクリーム剤に比べてベトベトした感じが強いのであまりおすすめ出来ませんが刺激が少ないのが特徴です。 ただし足の裏がカサカサになる水虫や急激に悪化して痛みがある場合には適していますので、上記の水虫や軟膏剤以外の薬が合わない場合は使用してみても良いでしょう。


スプレー剤やパウダー剤を使う場合

 最近の水虫薬にスプレー剤とパウダー剤があります。 スプレー剤は吹きかけるだけで手軽なのが特徴なのですが薬の有効成分が届かないものが多く、また白癬菌に対して有効成分が入っていないもので消臭や抗菌が目的のものもありますのでCMなどのイメージだけでなく成分を確認してから購入し使用しましょう。

最後にパウダー剤ですが現在、販売されている中には白癬菌に対する有効成分があるものはありません。

あくまでも足を清潔にして、乾燥を促進することを目的にしていますのでクリーム剤や軟膏剤を擦り込んでから塗るのが効果的です。

最後に薬は症状が無くなり完治したと診断されてからも最低半年~1年は塗り続けてください。

長いように感じるかもしれませんが、白癬菌は家の中の様々な所に足の裏の剥がれ落ちたアカと一緒に再び感染しようと3~6ヶ月は生き続けています。

せっかく完治しても自分が撒いた菌に再び感染されては治療した意味がありませんので必ず続けましょう。

このページの先頭へ